名盤探訪記3. Mike Finnigan / Mike Finnigan

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名盤探訪記3枚目はキーボード奏者として知られるマイク・フィニガンの1976年のソロデビュー作 ”Mike Finnigan”。

フィニガンはデイブ・メイソン、マリア・マルダーのキーボード奏者として知られていますが、ジミヘン、ジョー・コッカー、CSN、バディー・ガイ、タジ・マハール、レナード・コーエン、ロッド・スチュアート、ボニー・レイットなど名だたるミュージシャンのバックを務めており、ソングライターというよりはプレーヤーと言えます。

そんな彼がマッスル・ショールズの凄腕ミュージシャンに加え、エイモス・ギャレット、マリア・マルダーを迎え、満を持してリリースした本作はキーボード奏者としてはもちろん、ボーカリストとしての彼の魅力を堪能できる1枚です。また、本作はロジャー・トロイと共作した1曲以外は全てカバー曲ですが、選曲が素晴らしく、A1 Saved By The Grace Of Your Love(デビッド・パーマー、ウィリアム・D・スミス)、A2 Performance、B4 Holy Cow(アラン・トゥーサン)、B1 Southern Lady(マリア・マルダー)、B5 Mississippi On My Mind(ジェシ・ウィンチェスター)など、彼の南部嗜好が伺える楽曲を都会的なアレンジでまとめており、プロデューサーのジェリー・ウェクスラーの手腕が光っています。

唯一の自作A3 Baby, I Found Outでは巧みなキーボードプレイを聽かせ、A4 The Room Nobody Lives In(ラヴィン・スプーンフル/ジョン・セバスチャン)はしっとりと、A5 New York State Of Mind(ビリー・ジョエル)での冴え渡るボーカルとエイモス・ギャレットのツボを抑えたギタープレイ、ディキシーランドのホーンセクションによるA6 Ace In The HoleでA面を締めくくる流れは本作のハイライト。

アメリカン・ミュージックの申し子、フィニガンの最上級のカバーアルバム、必聴です!

Mike Finnigan ‎– Mike Finnigan
Label:Warner Bros. Records ‎– BS 2944
Country:US
Released:1976
Genre:Rock

Arranged By [Horns] – Barry Beckett, Harrison Calloway, Jerry Wexler
Arranged By [Strings] – Eddie Sauter
Backing Vocals – Ava Aldridge, Barbara Wyrick, Suzy Storm
Banjo – Johnny Gimble
Bass – David Hood
Drums – Roger Hawkins
Featuring – Dixieland Horns, Ed Sauter Strings*, Muscle Shoals Horns, The Stamps Quartet
Fiddle – Johnny Gimble
Guitar – Amos Garrett, Jimmy Johnson (4), Pete Carr
Harmony Vocals – James Griffin (4)
Keyboards – Barry Beckett
Keyboards, Arranged By [Horns] – Michael Finnigan*
Mandolin – Johnny Gimble
Mastered By – José Rodriguez
Mixed By – Tom Moulton
Percussion – Tom Roady
Photography By, Design – Ed Thrasher
Producer – Jerry Wexler
Remix – Bob Clearmountain
Wood Block – Tex Wex

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